柴犬マロたん&minappleさん

インスタグラムやブログ、雑誌などで大人気の「柴犬マロたん」。
飼い主のminappleさんに、マロたんへの思いや健康管理について、お話をうかがいました。

マロたん

 

本名マロン。9歳になる柴犬の女の子。
生後2カ月で家族の一員になったその日から、写真モデルを務める。

 

マロたんとの出会いについて教えてください。

知り合いのブリーダーさんのところで出会いました。
この子の前に飼っていたスタンダードプードルが4歳の時、がんで亡くなって・・・。病気がわかってから1か月くらいであまりに急で、すごくショックでした。もう犬を飼うことはないだろうと思っていたのですが、やはり犬と一緒に暮らしたいという思いが強くなって出会ったのが、マロンです。

マロたんがやって来て、いかがでしたか?

うちにきた瞬間から毎日写真を撮っています(笑)。最初はやんちゃで抱っこもさせてくれなかったのですが、モデル歴が長くなって、馴れたみたいですね。

この子が4歳くらいの時に預けて海外旅行に行ったのですが、気になって気になってしかたがなくて・・・。旅行どころではありませんでした。それで、もう海外旅行はやめました。国内は一緒に行けるところだけです。飲みに行くとかも、絶対にしません。

いてくれるだけでいい。こちらが癒されるというより、マロンが癒されていればいいと思っています。マロンの方は「そんなことより、もっとおやつくれないかな」と思っているかもしれませんけどね(笑)。

マロたんの健康で気になっていることはありますか?

2歳までは病院に行くのは年に1回、春のフィラリア検査の時だけでした。それが、アトピーがちょっとずつ出始めて半年に1回になり、6歳からは毎月病院に通うようになりました。今は毎日薬を飲ませています。薬を飲ませていれば大丈夫だけれど、減らそうと思うと難しいですね。それ以外は、すごく元気です。

この子、全く騒いだりしないんです。痒くて掻いていても、「だめよ」といったらやめるくらいです。いい子過ぎるので、こっちが気にしてあげないとね。

食事や運動で気をつけていることはありますか?

アレルギーがあるので、フードは療法食。おやつもほとんどあげていません。ややぽっちゃり体型なんですが、最近、体重が700g減りました! 

これからは、足腰が弱らないように頑張りたいですね。この子は、子犬の時からお散歩が大嫌いなので、どうしたら筋力維持できるか、考え中です。お友達と遊ぶのは大好きなので、公園までは何とか頑張って連れて行って、芝生の上でボール投げをする、とか。

健康診断は受けていますか?

去年と一昨年は、Team HOPEの健診を受けました。本格的な健診(*注)はこれが初めてです。
それまではフィラリア検査の時に一緒に血液検査をしたり、全身の状態を診てもらったりしていましたが、特に「健康診断」として受けたことはなかったですね。6歳の時、病院で勧められて、レントゲンを撮ったくらいでしょうか。

*Team HOPE健康診断は全国統一の問診・視診・聴診・触診・血液検査・尿検査・便検査・レントゲン検査で構成されています。

健康診断を受けたきっかけは?

さっちゃんという.8歳年上の仲良しの柴犬がいたことが大きかったですね。
さっちゃんは13歳の頃認知症になって、ご家族が愛情たっぷりにお世話を続けていました。その様子を見ていて、シニアになったらちゃんとしてあげないといけないな、と思いました。

先代のスタンプーのこともあります。マロンがいつか死んだ時に絶対後悔したくない。
できる準備はすべてしてあげたいです。

TeamHOPE健康診断を受けた感想は?

安心感がすごいです! アレルギー以外はどこも悪くないよ、というお墨付きをもらって、本当に嬉しかったです。
結果が出るまでの1週間、ドキドキで、すごく嫌でした(笑)。9歳という年齢もあって本当にドキドキでした。
 

ペットの健康診断はまだ一般的とは言えない状況です。どうしたら、みなさんも健康診断に行くようになると思いますか?

健康診断を受けるのは、後悔しないためだと思うんですね。自分は病気で愛犬を失ってペットロスになって、もう二度と飼わないと思ったところから、この子に出会いました。だから、病気は小さいうちに見つけたい。お金はかかるかもしれないけれど、ペットと一緒に暮らすって、そういうことではないでしょうか。

それに、健診は全然高くありません! 病気になると何十万と飛んでいったりしますから、病気を予防して早いうちに見つけて治療するほうが、安上がりだと思います。どんなに元気な子でも、歳をとるといろいろと出て来ますから。

インタビューを終えて

マロたんとの毎日を、とても楽しそうに話してくださったminappleさん。

「シニアになったら気をつけてあげたい」「病気は早いうちに見つけて治療したい」という言葉には、ペットロスのつらい経験を乗り越えただけに、説得力があります。それは、Team HOPEが提唱する予防医療でもあります。

大切なペットの命を守るのは、飼い主の愛情と適切な健康管理なのだということを、改めて感じさせられたインタビューでした。

健康相談室にわんにゃんアンバサダーのご家族さまからの質問があります。ぜひご覧ください。