犬に上手に留守番してもらうには？

留守にする時は、室内を犬に適した温度にし、誤食を防ぐために片付けましょう。
犬の無駄吠えには、トレーニングを。どうしてもおさまらない場合はドッグトレーナーや獣医師に相談してください。

室温を管理する

自宅にペットだけを残す時に、まず気をつけなければいけないのは、室温の管理です。
飼い主の不在時にも、それぞれの動物に適した温度を維持できるよう、エアコンを活用してください。

誤食を防ぐ

誤食も問題になることが多いです。毒物摂取や腸閉塞で時間がたつと、命を落としてしまうこともあるので、ペットが摂取してはいけないものは何か、知識を身につけましょう。

床やジャンプして届きそうな場所に、いたずらしそうな物を置くことはできません。ごみ箱は届かない高い場所に置くか、蓋を開けられないようにロックがかかるものを選びます。

犬の無駄吠えをなくすには

留守中の無駄吠えによるトラブルもよくあります。愛着の対象者が自分から離れ去ったと感じた時に不安感を示す「分離不安」という状態に陥っている恐れがあります。

犬は飼い主との結びつきが強い動物です。特に１人暮らしの場合は、犬にとって相手は飼い主しかいません。帰宅時の喜びは大きいかもしれませんが、その分、不在時の悲しみや苦痛も大きくなります。
この場合は、幼少期や飼い始めのしつけトレーニングが大切です。

トレーニングの基本

• 行き帰りの挨拶はほどほどに。特に帰ってきたときはそっけないくらいの態度で接しましょう。
• 留守番用のおもちゃも効果的。
• 散歩など運動をさせて、ストレスを発散させてあげましょう。
• それでも無駄吠えが収まらなければ、ドッグトレーナーや獣医師に相談してください。