ぷーちゃん

SNSで人気者のぷーちゃんはマンチカンの11才の男の子です。4月には12才になります。シニアと呼ばれる年齢になって、飼い主のemiさんはより一層、日々の健康管理には気を付けているそうです。

ぷーちゃん

本名はプリン。
マンチカンの11歳の男の子。
甘えん坊で寝る時はいつも一緒。
好きなものは白いねずみのぬいぐるみ。

ぷーちゃんの近況について(2025年3月取材)

ぷーちゃんの最近の暮らしぶりを教えてください。

寒い日は毛布にくるまってぬくぬくと、晴れた日は窓辺で日向ぼっこをしていつも通りに毎日のんびりと過ごしています。
年々、甘えん坊度が増しているぷーちゃんなのですが、私がパソコンで作業をしていると、傍に寄ってきて前足でちょいちょい。
抱きあげて膝に乗せてあげるとゴロゴロ喉を鳴らしてしばらく膝の上に乗っています。若い時は膝に乗るタイプの猫じゃなかったので、この変化にびっくりです。
要求はなるべく応えてあげて、思う存分甘えさせてあげようと思っています。

若い頃と比べて何か変化はありますか。

今のところ、あまり変化は感じていなくて若い頃と同じように過ごしています。遊ぶ時は機敏に動くし、ジャンプでテーブルに乗ったりもします。
昔から変わらずよく食べ、よく寝て、よく遊びます。体調面で言うと、目ヤニが若い時はほとんど出なかったんですが、最近は前よりも少し出るようになりました。
涙焼けにならないように気付いたら都度、取ってあげています。

ぷーちゃんは家族の中でどんな存在ですか。

私たち夫婦にとっては子供のようで、子供達にとっては面倒見の良いお兄ちゃんのような存在でいつも「しょうがないなぁ」という感じで見守ってくれています。
ぷーちゃんがそこにいるだけで家族が笑顔になって、ほっこり幸せな気持ちになる、癒しのパワーをくれる特別な存在です。

最近、ぷーちゃんとの暮らしの中で心に残るエピソードはありますか。

少し前に息子がマイコプラズマ肺炎にかかってしまったのですが、息子が寝ているお布団の上に乗っかって、看病しているかのように見守ってくれていました。
私が高熱でダウンしている時は、なぜか熱が下がるまで近づいてくれませんでした。笑

少し離れたところにはずっといて見守ってくれていたのですが、数日後熱が下がると枕元に戻ってきました。
ウイルスがうつると思ったのでしょうか、、、ぷーちゃんなりにしっかりと危機管理をしているようです。笑

シニアになったぷーちゃんは、体重や運動量などの変化はありますか

体重はあまり変化はありません。日常だと階段の登り下りくらいであまり動かないので、おもちゃで遊ぶ時に走ったり、運動量も若い時と変わらない感じです。

シニアになって健康管理で気を付けていることを教えてください。

シニア用のフードに変えたり、小さい時から飲んでいるサプリも引き続き、続けています。今は体重もキープできているのですが、何か体調の変化で増減したりする事もあると思うので、体重も気を付けてチェックしていこうと思います。
運動不足にならないように運動もした方が良いと思うのですが、若い時と同じように動いてしまうと足腰に負担がかかってしまうかもしれないので、様子を見て気を付けながら遊ばせたいと思っています。

動物病院について

どれくらいの頻度で動物病院に連れていっていますか。

半年に1回の頻度で健康診断に行っています。
後は気になる事があれば連れていきます。

動物病院に連れて行くときのぷーちゃんの様子は、最近はいかがでしょう。

察するのは相変わらず早いですが、今回はブルブル震えるほどではなく観念している感じでした。
キャリーケースに入れる前は縮こまってすごく嫌そうなんですが、子供達に「ぷーちゃん頑張って!」と応援されながら、頑張って行ってもらいました。

健康診断について

健康診断を年に2回受けているというぷーちゃんですが、2回受けている理由を教えてください。

病気が知らない間に進行していると怖いので、半年に1回のペースで健康診断に行っています。
以前は1回目はフルコース(身体検査(体重測定、触診)、尿検査、血液検査、レントゲン検査、エコー検査)、2回目は軽めのコース(身体検査、尿検査、血液検査)にしていたのですが、シニアになり2回ともフルコースにしています。

先日、Team HOPE健康診断(問診・視診・触診・聴診・血液検査・尿検査・レントゲン)を受けていただきました。今回、健診を受けた感想をお聞かせください。

いつもと同じように、病院に着くと大人しく先生達にされるがままのぷーちゃんなのですがやさしく丁寧に検査をしていただけました。特に問題もなく、たまに出てしまっていた尿の結晶も今回はなくて一安心でした。

ご自分の猫ちゃんにまだ健康診断を受けさせていない方に、一言、メッセージをお願いします!

怪我をした、歩き方がおかしい、ご飯を食べない、など見て分かりやすい不調は飼い主もすぐに気付いて病院に連れて行く事ができると思います。
でも、見えない体の中の不調に気付く事は飼い主にはかなり難しい事だと思います。見えない部分をしっかりと病院で定期的に診てもらっていると、飼い主も猫ちゃんも安心して暮らせると思います。

インタビューを終えて

emiさんご家族にとって、「癒しのパワーをくれる特別な存在」のぷーちゃん。ぷーちゃんはお子さんたちにとっては「面倒見のいいお兄ちゃん」というのがとてもほほえましいと思いました。もうすぐ12才を迎えるそうですが、健康管理をしっかりされていらっしゃるので、今回の健康診断でも特に問題はなかったとのこと、emiさん同様に、私もほっといたしました。このようにしっかり健康管理されているemiさんでも、見えない体の中の不調に気付くのはかなり難しいと感じてらっしゃるとのこと。動物病院で定期的に診てもらうことの大切さをお話しいただき、ありがとうございました。