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ペットの健康コラム

ペットと暮らす獣医師からのアドバイス(39)
雨が続いて散歩に行けない時

毎週金曜日に産経新聞の生活面に掲載される、Team HOPE獣医師のリレーコラム、第39回目が掲載されました。
Team HOPE中部地区 みずの動物クリニック院長 水野範仁 がお伝えします。

    

 梅雨の時期となりました。かわいいペットとの散歩は楽しいひと時ですが、外は雨。さて、こんな時みなさんはどうされていますか?散歩はペットの運動やトイレだけでなく、ストレス発散にもなるので、本来なら行ってあげたいところです。
 でも、小雨の時ならまだしも、大雨の時は飼い主も大変で、わんちゃんも雨を見ただけで尻込みしてしまう子もきっといるでしょう。散歩に行けないときは、いつもより長く遊んであげたり、ご褒美のおやつを少し多めにあげたりすると、少しは気分転換やストレス発散になります。また、決まった時間に散歩に行きたがる子は、決まった時間に行けないとストレスになってしまいます。普段からバラバラの時間に散歩し、慣らしておきましょう。
 トイレは小型犬なら傘をさし、抱っこして済ませてくることはできても、中型犬や大型犬は、レインコートのようなものを着せていても足やおなか周りはずぶぬれに。これは、さすがにわんちゃんたちも嫌がる子が多いでしょう。
 トイレは我慢すると病気に直結することもあるので、家の中でもできるよう、しつけることが必要です。部屋にトイレシーツを敷いて連れて行き、「ワンツーワンツー」「トイレトイレ」などと声掛けをし、上手にできたらほめてあげてください。わんちゃんも飼い主も少し根気がいりますが頑張ってみましょう。
 家の中でトイレができるようになれば、老犬になって介護するときや、災害での避難所生活など、トイレのために外に行くことが難しいときに役立ちます。かわいいペットと楽しく快適に過ごせるように、日頃から良い習慣として身につけておきましょう。

 (チームホープ、みずの動物クリニック院長 水野範仁)

 (産経新聞 平成29年6月16日付)