チワワがかかりやすい病気は?

チワワを飼い始めました。動物病院で、チワワは後ろ足の膝関節が弱いと言われましたが、他にもかかりやすい病気はありますか?(チワワ、4カ月 ♂)

おやつを使って、犬にクレートは「安全でリラックスできる場所」だと教えましょう。災害時の備えにもなるので、ぜひチャレンジしてください。

 

災害時の備えにもクレートトレーニングを

平成28年の熊本地震や23年の東日本大震災では、ペットも避難を余儀なくされました。避難先となる車中やペットの受け入れが可能な避難所では、クレート(ケージ)の中で過ごすことになります。

クレートに入った経験がなかったり、苦手意識を持っていたりする犬は、クレートに入れるとほえ続けるなど周囲に迷惑をかけてしまい、飼い主が困ることになります。そこで万が一に備えて、日頃からクレートトレーニングをしておく必要があるのです。

クレートの大きさ

クレートの適切なサイズは、愛犬が立った状態で横に一回転できる広さです。横扉のあるものを選びましょう。

トレーニングのしかた

次にトレーニング方法ですが、コツは、ご褒美として与えるおやつを使い、「クレートは安全でリラックスできる場所」だと教えていくことです。無理やり押し込み、長時間閉じ込めるようなことは絶対にしてはいけません。

◇ ステップ1

クレートの扉を開けた状態で中にご褒美を置き、それを食べさせます。怖がって食べない場合には、グレードの高い(おいしい)おやつに変え、ご褒美の位置を手前にずらします。これを繰り返すと自らクレートに入るようになります。

◇ ステップ2

犬が中に入ったら扉を閉め、おやつをクレートの隙間から入れ、食べたら次を入れることを10回繰り返します。食べ終わったら扉を開けます。徐々にご褒美の数を増やし、与える間隔を空けていき、中にいる時間を長くしていきます。そうすればクレートが落ち着く場所になっているので、外出先でもストレスなく過ごすことができます。

日常生活やいざという時に愛犬の安心と安全を守るためにも、ぜひチャレンジしてください。

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回答者のプロフィール
動物総合病院ユニベッツ福岡院長
青木 芳秀

広島県出身。 カリフォルニア州立大学デービス校にて修士課程修了後、東京中野にて開業、4年後福岡に移転。以後40年近くにわたり現在に至る。 動物を第一に考える医療はもちろんのこと、老若男女問わず飼主様にわかりやすい診療を心がけている。