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健康相談室

ペットの認知症を防ぐにはどうしたらいいの?

8歳の柴がいます。とても元気ですが、日本犬は認知症になりやすいと聞いて心配になりました。認知症を防ぐために、気をつけることはありますか?(柴、8歳 ♂)

回答

ペットの高齢化で認知症は増加傾向にあります。症状が進んでいる場合は、薬を使って症状を安定させることもあります。毎日の食事に注意して認知症のリスクを減らしましょう。

 

近年、獣医療の進化とともにペットの高齢化が進んできています。それに伴い、犬の認知症は増加傾向にあります。実際、どのような症状が出たら認知症の疑いがあるのでしょうか。

ペットの認知症の症状は?

  • 無駄ぼえが増える
  • 部屋の中をあてもなく歩き回り、壁に頭を押し当て立ち尽くす
  • 同じ方向にぐるぐると旋回運動を続ける
  • 障害物にぶつかっても後ずさりできず、ひたすら前に歩きたがる
  • 無理やり家具や壁の間に入り込み、抜け出せなくなり、ほえ続ける

などです。ひどくなると昼夜の逆転現象が起きることがあります。

この昼夜の逆転が始まると、飼い主さんが睡眠不足になったりして、精神的な苦痛が重くのしかかってきます。ほえ声で近隣の迷惑になり、深刻な問題に発展しかねません。

これに対応するには安定剤や鎮静剤、睡眠薬などを使うことになります。これで一時的には安定しますが、症状がさらに進めば、起立困難になったり、ちょっとしたきっかけでほえ続けたりすることもあり、状況に応じてさらに薬の量を増していくことになります。

食事で介護のリスクを減らす

認知症は早期発見、早期治療が重要です。100%予防というわけにはいきませんが、毎日の食事に注意することで介護のリスクを減らすことができます。

特に積極的に摂取したい栄養素は、サバなどの青魚に多く含まれている脂肪酸のDHA・EPAや、緑黄色野菜に多く含まれるビタミンE・C、β―カロテン、フラボノイドなどです。認知症予防に効果的といわれています。

かわいい愛犬には、少しでも長生きしてもらいたいものですね。認知症予防のために今から食事に気をつけたり、サプリメントを試したりしてみてはいかがでしょうか。まずは動物病院に相談してください。

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回答者のプロフィール
Team HOPE北海道地区、北光犬猫病院 院長
立花 徹

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