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健康相談室

ノミ・マダニの予防薬は、何月から何月まで使えばいいの?

2歳のシェットランド・シープドッグがいます。毛が長いせいか、暖かくなるとすぐにノミやマダニがつきます。ノミ・マダニの薬は、気温が高い春〜秋に使えばいいですか?(シェットランド・シープドッグ 2歳 ♂)

回答

予防は一年中した方が安心です。ノミもマダニも一年中生息しているからです。

ノミ・マダニの予防

最近は、月に1度のノミ・マダニ予防薬は広く使われるようになりましたね。私も診察をしていると、「何月から何月まで予防すればいいですか?」といった質問をよく受けます。そんなときは「一年中した方が安心ですよ」とお答えしています。

ノミの感染ピークは梅雨の時期から夏にかけてですが、室内の温度が13度を超えていれば冬でも十分に活動できます。そのため、予防をしないでいいと思われがちな冬の間に、ノミの大量発生が起こる可能性もあるのです。ノミに感染すると、貧血・消化管内寄生虫・ノミアレルギーなどの症状が出て、子猫などでは死に至るケースもあります。

一方、マダニは、感染のピークは梅雨時と秋の2回ですが、一年中生息しているので、一年を通して予防する必要があります。マダニは、動物では重篤な貧血を引き起こすバベシア症・猫ヘモバルトネラ症、人ではライム病・日本紅斑熱・SFTS(重症熱性血小板減少症候群)といった深刻な病気を媒介します。万が一、動物にマダニが寄生していても、感染症のリスクがあるので素手で触らないように注意してください。獣医さんに駆虫薬を処方してもらい、適切に使用すれば、死んだマダニは自然に落下します。

つらいとき、くじけそうなときに私たちを癒やしてくれる動物たちの命を守り、平安な日常を送らせるために、月1回の予防を無理のない範囲でしてあげてください。

設問カテゴリ
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回答者のプロフィール
Team HOPE中四国地区委員、若葉会動物病院院長
標葉譲

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