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健康相談室

寒い季節のペットの健康管理について教えてください。

うちの犬は、寒がりで.温かいヒーターの前から動こうとしません。ペットが冬でも病気にならずに元気に過ごすには、どんなことに気をつければいいですか?(ミニチュア・ピンシャー 8歳 ♂)

回答

ペットも、寒くなると体調を崩しやすくなります。水をよく飲ませる、定期的な換気や加湿を心がける、体を温めてから運動させるなど、気をつけてあげましょう。中高齢のペットには、年2回の健康診断の受診をおすすめします。

 ミニチュアピンシャー

だんだん寒くなってきましたね。寒くなると人も体調を崩しやすくなります。外出がおっくうになったり運動が減ったり、水を飲む量が減って、乾燥や気温の変動で風邪をひくこともあります。ペットも同じです。暖かく環境が良い季節には症状が出ていなくても、冬になって初めて、症状が出てくることもよくあります。
一般的に、泌尿器や呼吸器、関節や運動器の病気が冬に多くなるといわれています。

(1) 泌尿器の病気→水をよく飲ませて

 飲水量が減ると尿量が減るため、尿石症やぼうこう炎を起こし、血尿や頻尿になりやすいです。そのためお水をよく飲ませるように心がけてください。あまり飲まない場合は、味付けしていない肉の煮汁などを混ぜてもよいかもしれません。

(2) 呼吸器の病気→定期的な換気や加湿を

冷たい外気や暖房で乾燥した空気によって、喉の粘膜が弱くなり、風邪をひいて人と同様にくしゃみやせきをしやすくなります。定期的な換気や加湿を心がけてください。

(3) 関節や運動器の病気→体を温めてから運動を

関節や運動器の病気が多くなるのは、寒いと体の血行も悪くなるからです。飼い主さんが、休日などにいつもと異なる急な激しい運動や長い散歩をしたりすると、関節や靱帯を痛めやすくなります。われわれ同様、徐々に体を温めてから運動させてください。

ペットはちょっとした体調の変化を言葉で伝えることができません。ある日突然、元気がなかったり、食欲がなくなったりして気付くことも多いのです。ちょっとした体調の変化に気付くために、人以上に定期的な健康診断が大切です。中高齢のペットは年に2回の健康診断が推奨されます。ぜひ大切なご家族のために早期発見、早期治療を心がけてくださいね。

設問カテゴリ
健康管理
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回答者のプロフィール
Team HOPE東北地区、あきたこまつ動物病院院長
小松 亮

秋田県秋田市出身。動物医療サービスを通して地域社会に貢献することを理念に2010年に秋田市で開院し、現在は同市内で2病院運営している。常に動物とその飼主様にとって、より良いご提案が出来るようにスタッフ一丸となって日々の診療に取り組んでいる。

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