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健康相談室

歯磨は、しなくても大丈夫ですか?

うちの犬は、歯磨きをしようとすると、嫌がって暴れるので、ついついさぼってしまいます。大丈夫でしょうか?(柴ミックス 7歳 ♂) 

回答

歯に汚れがたまると、健康に悪影響を招きます。歯磨きをして、口の中を清潔に保ちましょう。

普段の診療の際、飼い主の方に、ペットの歯磨きをされているかどうかを尋ねると、「嫌がるからやめた」「時間がない」「やり方がわからない」などといった意見を数多く聞きます。

動物は、他の動物や植物などを生のままよく嚙(か)んで食べることで、歯磨き効果を得ています。しかし、私たちと日々暮らすペットたちは、加工された栄養バランスの整ったフードや、小さく切ったおやつなどを食べています。よく嚙まずに丸のみすることが多い上に、フードやおやつは、唾液が混ざり、ふやけると歯の表面に付着しやすくなります。その歯垢(しこう)が蓄積すると、歯周病菌が繁殖しやすい環境となります。 歯周病菌が増えると、歯がぐらつく▷痛みや不快感から食べられない▷消化器疾患▷顎骨骨折▷心臓疾患―などへの悪影響を招きます。そうならないように、歯と歯周ポケットの汚れを常日頃からきれいにしておきましょう。口の中を清潔に保つことは、健康と長生きに通じるのです。

歯磨きの方法としては、少し手間はかかりますが、歯ブラシが一番効果が期待できます。嚙む力の弱い幼い頃から、口の中に指や歯ブラシを入れることに慣れさせましょう。ただし、毎日はできないというご家庭では、週に1~2回歯ブラシ、できない日は歯磨きガムやデンタルスプレーなどを活用すると良いでしょう。

 

設問カテゴリ
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回答者のプロフィール
Team HOPE関東地区、マリーナ街の動物病院院長
早乙女真智子

船橋市浜町の地域密着型の小さな病院ですが、その分飼い主様との絆が深く築けています。 言葉の離せない犬猫そしてお連れ頂く飼い主様に対し、小児科医のような意識で対応しています。健康長生きは皆さまが笑顔になれるので、これからも健診という予防医学にさらに力を入れてまいります。

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